嫁としての同居の心構え

さて私をパニックに陥いらせた「家の建て替え宣言」から、
1週間、悩みに悩んで作り上げた文章があります。

私も「同居」を口に出したことをかなり悩んでいましたが、
その理由には・・・

当初、割合簡単に「お父さんが家を建てると言い出したのよ…」
と、あっさりさらっと喜びの口調だった母が、
あっと言う間に、息子夫婦との同居まで話が進んでしまったことで、
「自分が思い描いていた老後の暮らし方」と全く違う方向に進んでしまう、という葛藤が、私に対する態度に現れてきた…ような気がしたからです。

家を建てるとはどういうことか、
同居するというのはどういうことか、

建築士としての立場から、
長男の嫁としての立場から、

いろいろいろいろ頭を悩ませていたことを、とりあえず文章にまとめてみて、
双方の考え方を、1本にまとめていかなければいけない、と思いました。

考えに考えて、言葉を選びながら書いた文章ですが、
結論としては、両親には渡しませんでした。

3カ月たった今、振り返って思うのは、
やはり、言葉を選んだつもりでも、勢いに乗っていたため
自分の主張ばかりを押し付けているような気がします。

私が作った文章は、まっとうなことばかりしか書いておらず、
建築計画を考える人の、基本中の基本ですが、
これを表に出すこともなく、しまうことにしたのです。

後に、その文章を掲載します。
プライベートのこともあるので、文中の内容は若干書き直しました。

両親にあてたというよりは、
最初から、一般的に建築や同居を考えておられる家族のために、書いたようにしました。

夫の言うとおり、3カ月たった今読み直してみると、
やはりこれは、個々がそれぞれが勉強することであって、
いくら、私が建築士としてのアドバイスだと言っても、
嫁としての主張が強すぎたかもしれません。

時間をあけることによって、介護になるかもしれない、
金銭的な面で難しいところがあるかもしれない、
などという不安要素を、
時間をかけながら話し合うことができたのです。

気持ちを、3カ月かけながら、文章ではなく、自分の言葉で伝えてきた「時間」が、私にとって大事だったのかもしません。

もしかしたら、一人息子のくせに、両親との接触を、極力嫁である私に任せたい夫の、長期的な作戦だったのかも知れませんが。


しかし、せっかく書いたので、
誰かが読んでくださって、
同居するためには、建て替えるのには、
こんなことも考えなければいけないんだという、
心構えの参考にしていただければ十分です。
あくまでも、「自分の意見」としてではなく
こんなこと書いてる建築士がいるよ…
というスタンスでね。

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