メリット・デメリットを整理してみる

スープの冷めない距離に住んでいた家族同士ならいざ知らず、
いままでは、私どもにとって都合の良い距離で生活をしていましたので、
さて一緒に住むとなると、現実的なことをいろいろ想定しなければ
なりません。

これは、私たちに限ったことではなく、同居する2世帯住宅では皆が考えなければいけないことです。住むと決めたからには、マイナス面を理解した上で、お互いに了解事項を確認しておかなければなりません。

もちろんデメリットよりも、メリットの方が多くなるように、同居の価値を見いだしておかなければなりませんから。どんなことがいい点かな、なんて考えてみてください。


<メリット>


◎安心・安全
少人数で暮らしているよりも、安心・安全感が増し、
防犯上にもメリットが大きいです。
・誰かが家にいるということで、安心ができる
・留守の心配を考えずに旅行に行ける
・何かトラブルが起こったときに、頼りになる
・病気のときに頼れる人が居ること
・高齢になった時の安心感

◎経済性
生活に直結する。金銭的な負担が少なくなります。
・住宅ローンの返済が減る
・固定資産税などの分担で、節税できる
・光熱費や食事などの生活費が節約できる
・生活の手助けをしあえる

◎教育
子育てをする中で、年長者から学ぶということが、子供達に必要です。
また大人になっても多人数の間で、心を通わせるのは大事なことです。
・いろいろな意見を聞くことができる
・相談相手がいる
・一対一の過干渉が和らぐ
・相手のことを気遣い協調性が身に付く

◎その他
そのほかにも、たくさんのメリットが考えられます。
特に土地建物の伝承は、よりよいタイミングで明確に行うことが必要なため、同居という周知の事実を作ることは得策でしょう。
・高齢になった時の建物の維持管理
・支え合って暮らしていく家族の大切さを感じる
・帰る場所がはっきりしている先祖からの土地の継承


<デメリット>


◎違和感
今まで別に暮らしてきたため、ライフスタイルの違いに戸惑うことがあります。家族といえども感じること、興味のあることは違います。特に金銭的な境界線は、ある程度お互いに歩み寄っておかないと、生活レベルの差に戸惑うことになります。
・生活時間の差
・金銭感覚の差
・常識感覚の差

◎プライバシーの確保
よほど居室の考えをしっかり決めない限り、プライバシーの確保が難しくなります。風呂の使い方、時間の使い方、居室の使い方、帰宅時間、食事時間などひとりの気ままさは抑えなければなりません。誰かが家で待っているということは、常に連絡を入れないといけない、確実に帰宅しなければならないということです。

◎労働の負担
トータル的に2件で別々に暮らしていたものをひとつにまとめるということは、経済性がよくなるはずです。

しかし実際のところ、個々の労働量は増えるはずです。
ついで…といってしまえばそれまでですが、
部屋数が増えると掃除の範囲も増えます。
洗濯量、食事量など主婦にとっては家事労働の負担が倍増することが予測されます。そうこうの家族の協力が得られることや、十分な家事導線を検討することなど、対処策を講じておかなければならないでしょう。

◎その他
様々な意見の相違がでてきます。
皆がそれぞれに自分を抑える努力をしなければならないでしょう。
・干渉しない
・干渉されても、参考意見として受け止める

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